第2回琉球料理教室🐷開催!
11/13(水)第2回琉球料理教室を開催しました!
今回も講師は阿部綾乃先生です。
今回のメニューは、「チムシンジ」と「ナントゥンス」です。
「チムシンジ」とは、豚レバー(チム)の煎じ汁(シンジ)のことで、豚レバーと豚の赤肉、ニンジンなどを入れた沖縄の昔ながらのスタミナ健康食。
風邪など体調を崩した時に作ってもらった、なんて方も多いのではないでしょうか。
塩を使った下処理のおかげで臭みもなくしっとりした食感のレバー、食べやすく切られた赤肉、ニンジン、ネギだけのシンプルな具で、味付けはなんと塩のみ!!
ちなみに私が子供のころ食べたチムシンジは、レバーがパサパサしていて正直苦手でしたが、今回はびっくりするほどおいしかった!!(๑´ڡ`๑) 下処理って大事!!
お好みによって、ダイコンやゴボウ、ニンニクやお味噌を入れても良いそうですが、今回は昔ながらの方法、具材で作ってもらいました。
お肉のうまみとニンジンの甘味のきいた澄んできれいなお汁で、参加者の皆さん、驚きながらも美味しそうに召し上がっていました。
もう一品の「ナントゥンス」とは、お正月に食べるお餅のことで、ナントゥーやナントゥ餅などと呼ばれることも多いですね。
阿部先生は、ナントゥ(年頭)にお味噌を表す“ス“をつけて「ナントゥンス」と呼んでいました。
そのナントゥンスの特長は、お味噌もさることながら「ヒハチ」でしょう!
ヒハチとは、胡椒科の植物でヒハツと呼ばれたり、方言でフィファチ(フィファーチ) とも言います。
ほのかにピリッとした風味が残り、食べて程なくすると体がポカポカしてきました!
昔から血行を促進してくれる健康食材として食されていたようです。
(沖縄の長寿を支える食材の一つですね)
月桃の葉の風味の効いた食べ応えのあるお餅ですが、八丁味噌とピーナッツバターのコクにヒハチのスパイスで甘すぎることなく、上にのったピーナッツが食感のアクセントに!
お正月に手作りのナントゥンスをご家族、ご親戚で食べれば、1年間中健康に過ごせそうな気がしますね。
次回は12月16日開催で、メニューは前回と同じ「お出汁の取り方」「イナムドゥチ」「クファジューシー」です。
前回参加できなかった方、基礎から学びたい方は是非お問い合わせください。
今回もご参加いただいた皆様、阿部先生ありがとございました。
ちなみにワタクシ、出来上がった品々がおいしくて夢中で食べてたため、皆さんが召し上がっている姿を撮り忘れてしまいました。スミマセン。。次回は気を付けます。。。
あーー!美味しかった!